長崎の郵便配達

映画をみました


いつか長崎に行ったならば

きっとその地を歩きながらやはり私も

「なぜなの」

「なぜこんなことができるの」

と問うと思う


誰に向かっての問いかはわからない

そのふりしぼるような問いを

きっと私たちはいつの世も

問い続けなければならない

父から娘へ

 その娘からさらにその子どもたちへ

次の世代へ

次の未来に生きる人々へ

この問いを引き継いでいかなければならない


問いは問いである限り

答えを求めて

どこまでも広がり続けるんだ


そんなことを見終わったあと

考えていました


ド派手に真っ向から原爆の悲惨さを

叩きつけるような映画ではなく

終生、平和を訴え続けた谷口スミテルさんと

彼を取材し続けて本を書いた

ピーター・タウンゼントさんの友情と足取りを

娘のイザベラさんがおっていく

    というストーリーでした


ピリカちゃん

イザベラさん、カミカミするのはやめてください


ぷぷぷ

ピリカ隊はへいわの部隊なんだよ


ぼく水浴びのあとだから

ちょっと頭がけばだってるでしょ

ぶるるん

ぶわわ

くすくす


すぐ乾くよ


ぼくは平和なおにぎり