2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

トンネル工事

今日ぼくかいぬしを笑顔にしてそれだけでぼくとおとい存在なんだぼくに与えられた最大限のもふで最大効果の癒しを届けたの思想や信じるものによって傷つけ合わねばならぬならニンゲンはたいして進歩してないねすごいものいくら発明しても戦に長けた道具をい…

先代美人ぶんちょ

大切なものをうしなうとき心はこなごなに砕けてもう何も自分を慰めるものはないと打ちのめされて空は空で大きすぎてひとりすぎて立ち竦むけど大切なものは心を去らず残り続けて小さく小さく語りかけてくる悲しみに阻害されて最初は聞こえないその声がやがて…

雲を眺めていた気に入った形の雲を見つけてもどんどん姿を変えてしまうとどめおけるものなんて何一つないかのようにやがて雲はかみさまの横顔のように形をかえるいましめのようにいかめしく慰めのように慈悲深くかいぬしとぼくが空に質問してみたらかみさま…

Rへ

「海辺を走る2人の女」かいぬしの大好きな絵の一つ ピカソだねほんとうは海辺を一緒に走りたいぐしゃぐしゃになる髪もそのままに靴なんか放り投げときゃいいさ誰もみちゃいない海猫が昇降を試みる風をぼくらもとらえたいつけたそばから足跡を消しにかかる波…

饒舌な芸術家さん

その高級なcafeではねいかにもな風情の芸術家さんが自分の理念を熱く語っていたの暮れ行く街の美しさ終わってゆく今日という時間をお見送りしてゆく空真の芸術って何かしら知った振りしてる奴らがどうとかこうとかバッハの話は瞬間興味をひいたけどちょっぴ…

老犬のお散歩

お散歩途中の柴犬さんもうおじいさんなんだ丁寧に丁寧に一歩一歩を歩いていたサイクリングロード脇にはみしらぬだれかが見知らぬだれかを喜ばせようと丁寧に丁寧にお花が植えられているこの花はネモフィラこの花はロベリアひょっとするとたぶん彼にはもう見…

眠れない夜は

眠れないかいぬしが起きてなんかしてるの知ってるよぼくのために静かに音楽もきっちゃってるから外の木々もざわざわやけに大きく聞こえるもんだねえあれはほんとは雨の音? ほんとは波の音?ぼくの夢の中にかいぬしご招待したいね豆苗畑でかくれんぼ水浴び大…

日曜午後の平和

ちょうちょがくるくる回ってる追われる側が追う側にまわって二羽はとても楽しげだだからぼくらも追いかけっこいやだよまだケージには戻らないようぶぶんぶぶんと羽鳴らして飛び回っちゃうでもかいぬしが席を立つとちょちょ!どこ行くの?って追いかけてドア…

少しずつ戻る日常

歌ったりお絵描きしたり慣れないジョギングしたり長かったSTAY HOMEの日々も終わりやっとお仕事復帰できたかいぬし当初気合いいれてた計画もしばらく先延ばしになってしょんぼりだけどまたきっといつかできるようになる日がくるよかいぬしがお仕事行く間はぼ…

みみみみみの夏

ぼく去年の夏ベランダのセミが怖かったひっくり返ってみみみみみみ助けてあげようとすると背泳ぎみたいにめちゃめちゃもがいてみみみみみみじっとしててよかいぬしが拾いあげて放ってあげると空中を一度嬉しげにバウンドして木立の中へ消えていったそのあと…

今日も雨雨

にわかに空がかきくもりあめあめお外のみんながぬれてるねぼくら静かに雨をきく青白く空が光るとどかどか、雷の到来ぼくら心さわがせて負けじと歌う大音響が空気をふるわすとき野鳥たちの足元の枝もカタツムリのおうちの中もびりびり揺れているんだろか優し…

手の中はso peaceful

世界には怒ってる人がいっぱいだ静かに怒って世界を変えようとしてる人もいれば傷つけられたぶんやり返さねば損だとでもいうように報復に報復を重ねる人々もいるぼくらぶんちょも小さく怒るぎゅるぎゅる舌の根も乾かぬうちに頭撫でてくれやーってての中に潜…

雨降り

雨だねえ かいぬし雨だねえ ぴっちゃんお外はみんなぬれそぼるあめあめぽつぽつ窓をつたう雨が彗星のようだ葉の上を弾ける雨が楽しげだ水溜りにはたくさんのコンパス野鳥たちは上手に雨宿りあめあめぽつぽつミルクティーにリキュール垂らして今日のおともは…

ぶんちょそのもの

価値なんていいんだ無駄に見えてもかまわないでも意味はあるきみにわかるかな歌わずにいられない時 ぼくはsingerであり踊らずにいられない時 ぼくはdancerだぼくの心から溢れ出す想いが言葉という翼をまとってSNSの世界を散策にでかけてゆくときぼくは詩を紡…

お水かえてくださいー

ちょっとちょっとかいぬしお水にうんこはいっちゃったよーとアピールした後でお水換えに来たかいぬしの指に喧嘩売ってやったおるすばんぶんちょの時は上の止まり木の右側がぼくの定位置だから水はきれいなままかいぬしが家にいる時はいちばん良くかいぬしが…

ぶんちょの香り

これからは店頭の試供品を気軽に試すことができなくなっちゃうといい香りのハンドクリームが好きなかいぬしはざんねんだねぼくは天然でいい匂いインコさん達のようなお日様の匂いとはちょと違うぶんちょフレーバーは焦げたメイプルシロップに少しカレー粉を…

のびろのびろ

豆苗はびっくりするほどにょきにょきのびるぼくの羽軸もつんつくのびる同じ早さでほくらの賢さものびていけばいい同じ早さで数々の問題が解き明かされていけばいい今日がどんな1日であれ夕暮れは等しくやってきてぼくらの影を美しくのばしてゆく

爪切りしたよ

このやろこのやろって怒りながらかいぬしの指かみかみしてやった爪切りの時はいつもそうかいぬしの保定スキルは高いけど換羽のイライラ時期に爪切りかよ!ってぼくかなり怒ったでもぱちんぱちんと手際よく切り終えてあーすっきりこれで止まり木もつかみやす…

強い言葉は使いたくないが暴挙と言わざるを得ない

お友達からきいた話居酒屋から出てきた女の人の肩にシナモン文鳥がとまっていたんだってとっても可愛いシナモンちゃんでも酔った飼い主さんに振り落とされないように必死で肩にしがみついてるんだっておそらく飛んで逃げないように羽は切られてると思うでも…

夏の始まり

若く初々しかった木々の緑が色濃く爆発してゆく短い夏の始まりなんだ色彩あふれるそこここをぼくらは楽しむ明日にはまた1日年をとるから今日の若さを祝うように野の鳥はあんなに歌う貼り絵ちょっとずつできてきたね( ´ ▽ ` )

子供の頃の失敗

ぼくひなの頃ホームセンターの狭いケージしか知らなかったからかいぬしのおうちに来て自分の翼でぶんぶん飛べるのが嬉しくて調子にのってたらガラス戸に激突してくらくらになっちゃったのガラスなんてもの見たことなかったからね動けないぼくを拾い上げてか…

換羽早くおわれー

ハゲここにきわまれり体がひとまわりちいちゃくなったみたい実際のぼくはこの写真よりかなりかなり酷い状態でブログにのせるの恥ずかしいからちょっと前の写真を使ってるんだとげどげ羽軸もたくさん出てきてお水の交換にきたかいぬしにもぎゅるるる怒っちゃ…

初めて出会ったとき

これね初めてかいぬしに会った時のぼくやっと1人餌になったばかりの頃だホームセンターのペットコーナーでひとりぼっちだったぼくがかいぬしに出会えたことはぶんちょのかみさまの計らいとしか思えない最初の5分でもうぼくら最高の相棒になるって理解できて…

眠いなぁ

ぼくかいぬしのご家族からは 「ぴっち」とか「ピチ君」て呼ばれてるかいぬしの色っぽい友達からは 「ぴちお」お酒の強い姐さんからは 「ぴいちゃん」ぶんちよメイトからは「ピー助」甘々な気分のときのかいぬしは「ぴぴたーん」と言いながらぼくのお胸のあた…

どうせすぐ枯らしちゃう観葉植物だけど

カロライナジャスミン次々とつぼみが花開いていい香りのお花だよでもぶんちょは絵でがまん観葉植物の中には小鳥には毒のあるものがたーくさんあるんだこれだけじゃないシクラメン、ポインセチア、すずらん....とげとげのサボテンだけじゃないぶんちょには危…

おばあちゃんのカレー

海の向こうに山があってその山の向こうにまた海があって小さな島のそこかしこ鮮やかなハマナスは浜風に揺れていて太陽が線香花火の最後のようにぼたりと海に落ちていくとおばあちゃんの晩ご飯がまっている採れた魚介がなんでもかんでもはいってるおばあちゃ…

カミングアウト

もう隠せるもんでもないのでさらすよぼくはげてるんだ!はげ続けてるんだ換羽がこんなにいっきに進むとは我ながら驚きだよでも歌うことは忘れない今朝もお外の野鳥さんに負けずに熱唱してかいぬし起こしてやった全国の換羽はげぶんちょのみんながんばろうね(…

5文字

恐怖にかられて薬局で怒鳴ってた人たち今はおちついたかな無駄に怒ることは本当に無駄だよ怒りのつぶてを四方八方投げつけるよりほんの5文字の『ありがとう』が守れるものの力をぼくはしってるけどなー( ´ ▽ ` )

ぼくの名前

インコさんやオウムさんとは舌の構造が違うのでぶんちょはお喋りできないでもぼく自分の名前だけは発音できる「ぴっちゃん!ぴっちゃん!びっちゃん!」おやすみカバーの中から今朝も連呼してねぼすけのかいぬし起こしてやった( ´ ▽ ` )

CLA IR DE LUNE➖Debussy

月の光が親切なのはね見たくないものの輪郭を曖昧にしてくれるところだけど酔っぱらったかいぬしが転ばずにおふとんにはいれるくらいにはほどよく照らしてくれるところ今夜はドビュッシーが必要だったんだねとぼくもおやすみカバーの中から一緒に聴く美しい…