あ、
今消えちゃったなって
はっきりわかる瞬間がある
いやもともと無かったものが
あるように見えていただけなのか
それで何かちがうものに罪をかぶせて
わたし達は泣くことがある
何か違うものに正義を押し着せて
何が違うものに付加価値をつけて
代替品で温まったり
虚をうめたりしているのだ
春の月がこごえてる
君の光はどんなに強くても
地表を温めるにはいたらない
ただやたらとまぶしいのだ
まぶしいわりに
探し物が見つからない
探し足りないのか
落っこちているのは
飽和した悲しみばかり
月が笑う
三日月の時のあたしは
ほんとに大変よ
あの暗い部分を全部
1人で背負ってかなきゃならないんだからと
なんかラオウ見て元気出そう
そうそうこういうこと
こぶしを突き上げて
明日もがんばろう!
出演 ぴーたん
飼い主さんの腕