映画「ウイッシュ」

耳毛ぼーんのエゾリスさん

食べているのはピリカちゃんのリースかな

 

こちらはヤマガラさん

ほっぺのクリーム色がかわいい

 

ぶわわ

ヤマガラさんもぼくのように

頭をぶわわにして笑うことあるのかな

             ぷぷぷ

 

     ピリカです

こちら掘削隊長

ただいまかいぬしのお袖を

ずううんずううんしているところです

おっと

ぼくの中身がみえてしまう

             ぷぷぷ

 

 

 

ちいさなおともだちと映画を見に行きました

ディズニーの「ウイッシュ」

 

ディズニー映画なんてとてもとても久しぶり

今回はディズニー100年ということで

気合いの入った特別な映画でした

 

ミュージカルの歌や踊り満載な感じが

大好きなのでとても楽しく観ることができました

ディズニーといえば何となく

王子様がいてプリンセスがいて

恋に落ちてハッピーエンドで

花火どっかんどっかんというイメージでしたが

この作品はいっさい色恋なし

 

愛する人と結ばれる終着点を目指すのではなく

人が生きる上で持ち続ける

夢や希望を失わずにいこうよというテーマです

夢や希望は

誰にも奪われてはならないという

今の時代ならではのメッセージが

こめられていました

 

「夢」っていってしまうと大きくなりすぎるきらいがあるけれど

こうだったらいいな

こんなことしてみたいなっていう

ささやかな「願い」でいいのです

それがわたしたちを未来に牽引していくのだと

思います

 

私はこども時代

「将来の夢」をきかれたり

作文を書かされたりするのが嫌でした

めんどうくさいので「ない」と答えると

だいたい叱られますから

その時々てきとうに

「うちゅうひこうし」とか

「パン屋さん」とかこたえていました

  (大きな夢を言えばいうほど大人は喜ぶものです)

でもそれは「なりたい自分」ではなく

「就きたい職業」を言わされていただけです

本当は

「どんな人間になりたいのか」

「どんなことを大切にしていきたいのか」

そんな本質をついた質問を

大人からされたかったし

そんな質問にゆっくり向き合っていきたかったのです

生きてきた年数がわずかしかないのに

膨大な年数の先にある未来について

自分の言葉で言い表さなければいけないのは

フェアじゃないとさえ思っていました

(へんなこども!)

ぷ!

 

ちいさなおともだちには

たくさんの「こんなことしたい」

「こうだったらいいな」が

あふれています

それはとてもとてもすてきなことだよ

外に出たがってるいろとりどりのものが

きみの内側から

きみをふくらませているから

きみはほんとによくはずむし

とてもきれいにまわるし

きみの残像のひとこまひとこまから

星のこぼれる音がするね