和菓子におもうこと

はい かいぬし

指をおりまげてね

 

うんそうそう

むぎゅっとね

そうそう 

それで背中もとんとんして

ああ いいあんばいだよ

ぼくここで寝る

           ぷぷぷ

 

 

    ピリカです

おていれおていれ

雪ん子ぶぶんはとくにうつくしく

しあげなければならない

とくにうつくしくね

ほら

じまんの雪ん子と

ふわふわおぱんつで

ぼくの2024年はかっこいい予感しかしない

              ぷぷぷ

 

 

 

今回のお正月に予約して買いました

夢のおやつセット

楽しんでいます

練り切りはとにかく視覚でたのしむお菓子です

今日気づいたのですが

全部、

同じ味!

 

当たり前と言えば当たり前

材料同じで取り分けて着色してるわけですから

 

洋菓子のように

赤い部分が甘酸っぱいとか

青い部分がベリーの味とか

白いところはミルキーといった

変化はないのです

 

和菓子というのはまったく

目で愉しむ部分が大きいのだと

あらためて思いました

そしてその季節ごとの

花鳥を模るお菓子は

ばくばくと食べてお腹を満たすものでなく

少しずつ切り分けて

ゆっくりと味わいながら

その時、その場所にいられることを

いま、自分が在ることを

よろこび、そして

「ありがたく」

おさめてゆくものなのだと感じます

 

うつくしいお菓子を

うつくしくいただくというのは

自分のいのちをよろこぶことに

つながっているのではないかしら

 

そして自分のいのちをよろこぶことは

他者のいのちの尊さに

つながるように思える

 

ちいさきいのちたちも。