先代ぴっちゃん俊カフェへ

先代ぴっちゃんです

 

今日はあたし、俊カフェにきたの

古き木造の階段

夏と冬とでは

ぎしぎし鳴る音もちがうのよ

 

店内はこんな感じ

来年の俊太郎カレンダーに載せる

みんなが描いた絵が展示されてるのよ

どれもとてもすてきね

 

本日のスイーツ

紫いものアイスがとてもおいしいの

 

お店番の白ぶんちょさんに案内してもらって

いろんな詩を読んでみたの

窓からは夏の光と

だるそうな風が入ってくる

 

俊太郎さんの等身大パネル

お会いできたら

その袖口にぜったいもぐりこんじゃう

 

それからかくれんぼして遊んだの

あたしはどこにかくれているでしょう

わかるかしら

 

 

ぼく先代ちゃん見つけたよ

いいなぁ

ぼくもかくれんぼしたいな

               ぷぷぷ

 

      ピリカです

ぼくも!ぼくも!

ぼく俊さんカミカミしていい?

 

(ぜったいだめですよ)

 

 

 

こんな素敵な場所があるっていうこともまた

この街を愛する理由のひとつ

 

誰かに会うため とか

おいしいものを食べるため とか

出かける楽しみはいろいろあるけど

ここにくるときは

ふたつみっつ

ふだんは届かない心の奥の方へ

ことばをとぷんと沈めてやるために来るのです