ちいさなおともだちに教えられる

今日はちいさなおともだちが

あそびにきてくれたよ

ぼくは秘密基地からおともだちが

お絵描きするのを見守っていた

 

新しいシードをもらって

ぼくらきゃっきゃしてるところ

 

    ピリカです

ぼくはおふろ空間からでたりはいったりして

冷たい足でとまってやったんだ

それからそれから

たくさん歌って

たくさんカミカミしたぞう

ぼくはしつこいんだ

             ぷぷぷ

 

 

こないだの描きかけの絵もかんせーい

オカメオムライスだよ

ぼくたちもとても楽しそうにしているね

あんまり膨らまなかったシフォンケーキ

味はおいしかったからどんまい

みんなで笑いながら食べたら

まあそれだけでおいしいよね

 

 

 

 

発達性協調運動障害というものについて

おともだちとお話しをしていました

 

どうしても自転車のペダルを前にこぐことが

難しい子がいて

どんなに練習しても説明しても

ペダルを後ろにしかこぐことができない

もう何年も自転車に乗る事ができないその子に

どう伝えたらいいのかなって話をしたら

 

ちいさなおともだちは

「後ろにこいでも

 前に進む自転車を開発すればいいんじゃない」

とにっこり笑って答えた

 

しびれた

 

こんな目線で世界を見る事ができる子が

社会を変えていくんだろうなって

思った

 

こどもたちの指導にたずさわるときに

「こう動いて欲しい」とか

「こうなるべき」を

知らず知らず押し付けてはいなかっただろうか

 

困り事によりそってるつもりで

視野の狭い指導をしていたかも

そんなことを

ちいさなおともだちは気づかせてくれました