ぴっちゃんのねどこ

ピリカがおやつをぶちまけたので

ぼくちゃんと拾ってあげた

ひとつぶたりとも

みのがさなかったよ

           ぷぷぷ

 

    ピリカです

きゃっきゃ

おやつ袋勝手にあけてやった

かいぬしめがけて

じゃーんぷ!

ぷぷぷ!

ぼくかってに袋あけましたけれども

とてもよかったとおもってます!

 

 

樹々が葉をおとしきる前に

雪が積もり

積もった雪の上に枯葉が落ちて

べしゃべしゃ溶けて

また凍ったので

いろとりどりの葉っぱが

氷の中に閉じ込められて

たいへんきれいでした

 

 

 

 

耳に水が入ると

音が聞こえにくいね

入ったものが水じゃなくて

小さな小さな波だったら

その波は耳の奥に向かって

ざざあん ざざあんと

打ち寄せてきて

ちょっぴりさみしい夜なんか

黙って波の音をかぞえてるうちに

頭の中に海を飼ってるみたいで

だんだんどんどん

たのしくなってしまうね

 

耳から波がこぼれてしまわぬように

寝返りをしてはいけないから

ぼくはぜったい

動かないように

ここで寝ようとおもう