スマホケースをかえよう

ごはん、毎日新しくもらってるけど

やっぱりここから

直接食べるのにぼく憧れてるの

ああこの中にはいりたい

 

    ピリカです

おにいちゃんだめです

ぼくだってシードの袋にはいりたいけど

がまんしてます

ぷぷぷ

あそぼ あそぼ

 

 

やっと桜のつぼみ膨らんだ

膨らんではみたもののあまりの外の寒さに

つぼみもびっくりしたに違いない

 

外がどんなに寒くても

ぶんちょふたりのお部屋はぬくぬくで

なんだか甘い匂い

 

ぴっちゃんと

もしタイムマシンで過去にもどれたらどうする?って話をしていて

 

ゴッホに会いに行きたいと思った

(浮世絵のおみやげなんかたくさん持っていく

ゴーギャンには隠しておこう)

オランダ語はわからないけど

身振り手振りで必死で伝えたい

どれほどあなたの描いたものが

後の世の人に愛されたか

これからも永遠に愛され続けてゆくことか

ほらみて、これ

これスマホっていうんですけど

わたし星月夜のカバーつけてるんです!

孤独とか悲しみって

おなじみの言葉で

誰だってその意味を頭で知っているけれど

頭ではなく

胸の深い深い

あれ胸ってこんな深かったっけと思うほどの

深淵で

あらためて悲しみと孤独と対峙した時

はじめて

あなたが描いたそのままに

夜空は青く燃え震えるということを

ひとは知るのです

あなたの絵の前で、そんな人たちは

ことばをうしない

ただあなたの叫びにおのれの胸を共鳴させる

そうやってあなたは

いつまでも愛され続けていくんですって

伝えたいねって

話しました

 

ぼくは

ほちょほちょ、歌ってあげたあとで

花咲くアーモンドの木の枝に

ぼくを描いてくださいって

お願いしてみたいな      ぷぷぷ