かいぬしが本を読む時は
だいたいここにもぐりこむよ
ときどきかいぬしは手を止めて
ぼくをみてわらう
遠い国のおはなしや
遠い昔のおはなしから
今ここにいるぼくのところへかえってきて
ぼくの名をよぶから
ぼく
うれしうれし
ピリカです
今日はぼくの立派なおにぎりを
みてください
🍙
🍙
🍙
おにぎりは平和のしるし
ぷぷぷ
読んだ本はこちらです
一気読みしてしまいました
なかなか人に本をおすすめするのは
難しい作業です
すすめてみたら不評だったり
逆に
すすめてもらうものが響かなかったりということはよくある
(しかも私の趣味はかたよっているらしい)
本屋で手に取って
「号泣必至」などど
さあいかにも泣きましょう的なものとは
相性が悪かったり
(どうしよう泣けなかった...と狼狽える)
うっかり適当に読み始めて
変に傷口がむず痒くなるようなものもあったり
1000ページにも及ぶ長編の中に
強烈に魂を揺すぶる1行があって
この1行に達するために
であうために他の999ページは
長い長い助走をしてきたんだと
息がつまってみたり
今日の本は
ときおり手を止めて
遠くをみつめながら
吸った息をながくゆっくりはきながら
いっぱいになる胸の中に
次のページがはいりこんでくる余地を
作りながらよみすすめる作業を要した
わたし好みの本でした
左ページの下にはつねにぴっちゃん
ちなみにピリカ隊長は
あとで読み返すための印の付箋や
しおりを引き抜いて
ぶん投げ競技です🍙