日が沈むとすぐ眠くなっちゃうぼくに
こんなふうに
煌々と照らす月夜をかいぬし描いてくれた
ピリカです
ふむふむこの雲もカミカミしていいのかな
とおいお空の雲も
とおいうちゅうのきらきらも
ぼくなんでもカミカミできるよ
ぷぷぷ
帰り道
限界まで重たくなった空から
「だめですもうこらえきれません」と
最初の雨のひとつぶがおちてきた
後続のやつらを
申し訳なさそうに引き連れてぱらぱら
雨はおそすぎたんだよ
どれだけ洗ってもおとせずしみついた
モノトーンの季節に
ほんのさし色のつもりでついた嘘