ほおづえついて
はじっこのほうから
はみだしてしまっている空をながめて
どうしてあんなにも
こうなんだろうと考える
どうしたってこれほどにも
どうしようもない
膨張をつづける空の下で
頬はつえからすべりおちて
ぼくは
かくんとうなだれてしまった
いろんなくるしみが
どんどんしぼんでいけばいいんだ
そうじゃなきゃ
きみとと等身大のやすらぎにもたれかかって
ひとやすみできたらいいんだ
わるいおもいにぷすり
刺すための針はもっている
ほら
きみんちに向かうバスがきたよ
おにいちゃん
かいぬしの邪魔してあそぼっ
わあいわあい
かいぬしの邪魔
たのしたのし
ぼく もぐりぶんちょで
左手を占拠してやった
ぽぴっ