きみがいくときに
いかないで とは
言わないときめている
それから
かなしい顔もなしだ
ぼくはまだ死んだことがないので
死ぬということがどういうことか
きみに教えることができない
怖がりのきみが
はじめて死のうとしているときに
すこしも不安にさせたくはないから
ぼくはふだんどおり
歌ったり笑ったりするとおもう
きみの遠のいてゆく心音を
かき集めたい衝動をこらえて
いつものやりかたで
きみを抱いていると思う
そしてきみが無事に旅をおえて
「ついたよ」
と知らせてくれたら
はじめてぼくは
泣こうときめている
朝起きたら
ぼくの爪短くて
昨日のこと思い出したよかいぬし!
ぶわっ!
......
あ、ピリカ無になってるね
ほらピリカ
いやなことは
歌って踊ればたのしたのし
ほちょっほちょっ♫