かいぬしおはよっ!
(ももひき出過ぎ)
うおおお
(打たれ過ぎ)
(ぴっちゃん髪型変わるくらい打たれ過ぎ)
ぼく今日も元気いっぱいだったよ
ぷぷぷ
ピリカです
ぼくもぼくも
残像になるくらい
元気いっぱいだぞう
ぷぷぷ
ぶんちょふたりが元気いっぱいなのは
とてもうれしい
かいぬしが暑さででろんでろんになっていても
ふたりはぶんぶんとびまわって
おやつスポットめぐりや
あまえんぼのお仕事や
隊長のお仕事をそれぞれこなしていた
明日からまた忙しくなるから
景気付けにパンケーキ
もたもた写真をとっていたら
このあと上に乗っているクリームが
でろんとおっこちてしまった
この写真の時点ですでにすこし
おちていっているのがわかると思う
瞬間かなしみにつつまれて
でもまあこんなもんかなって思った
ピアノの生演奏が始まって
よりによって「悲壮」
きっとそうだこんなもんなんだ
こんなに笑いたい気持ちで悲壮を聴いたことはなく
湿度と暑さで
S字フックくらいうねった髪の毛で
それでもおいしく
パンケーキたべた
この先どんな悲運がまちかまえていても
人にわかってもらえない悲しみを
上手にかくして
私たちは笑い
だれにもみられたくない涙を
私たちはのみくだし
悲壮の音色にのまこまれずに
姿勢をただして
おいしいものをたべる
おいしさのどの要素も
もらすことなくすべて
味わい尽くしてたべるのだ
なみだの味など
おしのけて
わたしのなかにみちてゆけ
優しいあまみ