ぼく達今日はおるすばんぶんちょを
がんばった
かいぬし新年会たのしかったかい
ぼく後ろの白ぶんちょさんと
おんなじポーズしているの
ぷぷぷ
かいぬし帰ってきて
歌うのやめてください
ぼくもう寝てるんだからね
冬がどうにも好きなのですという話をし
バーテンダーさんに
『冬の庭』なお酒を作っていただきました
所作のひとつひとつも美しくて
作りあげていく過程もわくわくして
摘みたてのローズマリーも香って
まったく素敵なお酒でした
これは友人のカクテル
炙ったセージや金箔が散らしてあって
なんとも
新年の夜をことほぐ感じ
素敵なお酒をありがとう
酔いをさまして歩きます
この街がすきです
季節は冬です
冬の真ん中です
幸せに至る道はこそこそと
はじっこのほうを歩いていたいですが
寒さに直進する冬の道は
少しも中心をそれたくないのです
凍てついた夜が
からだの芯を貫かなければならないからです
よろこびのとなりには
いつも
さむさがあるんです