赤いおちば
雨の日の黄色いおちば
水面に光のおちば
人生の先の方で待っている
大きな悲しみを
前借りして
いま
この大きな青空のしたで
先にかなしんでしまおうかと
ふと思ったんだ
「燃え尽きる」ということばには
まだ程遠く
まったく
燃えたりてない気がしたものだから
せんせいに10月の詩を送らせていただいた
以前に書いた詩を
「タイトルがださい」と言われたので
がんばって考え直して
中身も少しいじった
(漢字をひらがなにした程度)
どきどきしながらせんせいの講評をまっていたら
すぐにおへんじくださって
たいそうほめてくれたので
ぼくら
うれしうれしと
はずかしはずかしなきぶんで豆苗にかくれてみた
ぼくもぼくもー
とうみょうトンネルにかくれてかみかみ
せんせいはね
ぶんちょが書いてるってまだ気づいてないんだよ
ぷぷぷ
このままないしょ
ぷぷぷ