8月6日です

ぼくの顔、にんげんぽいって言われた

野生下の文鳥

おうちで暮らす文鳥

顔つきが違うと何かで読んで

かいぬしといっしょに検索してみたけど

野生下の文鳥さんもけっこうかわいいお顔だった

              ぷぷぷ

でもそうだな

ピリカとくらべるとぼくは

ぽやんとした顔をしてることがおおいね

あんまりおこったことないし

              ぷぷぷ


ピリカです

ぼくは目力つよめぶんちょなんだよ

あかちゅんの時からつよめだったけど

今はね

隊長として、いげんがひつようだからね


かいぬし

下から撮ってる  ぷぷぷ

どこから撮ってもぼく、強いぶんちょだから

いいけどね



駅前の照りつける日差しの中

なんらかの勧誘とかなんとかの女性が

きちんとタイトスカートに

きちんとストッキングはいて

背筋をのばして

手を前で重ね合わせて立っていた

日傘もささずに

ごくろうなことですねと思いながら素通りして

用をすませて戻ると

そのなんらかの勧誘とかなんとかの女性は

まだきちんときれいに立っていた

8時15分に投下されたくるしみは過去のものだろうか

引き続いての空の青さうそみたく青く

どこまでもたどって

きなくさい遠くの空

まだ

まだ

まだおわらない

それでそのなんらかの勧誘とかなんとかは

乗せられるだけのひとを乗せられるのだろうか

乗せるべき人をもらさず乗せられるのだろうか

この駅を出発して

「へいわ」という名の駅まで