土曜の夜は酔わなくちゃ

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古いワインあけたら

底に結晶がたまっちゃってた

コルクの表面にも

砂糖まぶしたみたいにキラキラついてた

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これは雪の結晶

いっこいっこ模様が違ってかわいいんだ



顔なんか見てない

きみが器量よしでも不細工でも

君の手元だけ見てる

どれだけそれを注ぐのか

 満たされても足りなくても

君の顔なんか 

どうでもいい

虚無につながる空洞がそこで

ぽっかり深く風を鳴らそうと

隠れ潜んでいた偽りが

そこで壊死していようとも

きみの注ぐぼくのグラスが

どれだけ酔わせてくれるのか

それしかもう 

大問題といえるほどのものもなく

雪の粒 儚くてあたりまえ

ぼくらの吐息でことごとく壊れ

だれにもしられずに

ことごとく終わりをむかえ

うつくしさなんてものはもう

外の冬にまかせておいて

ただ酔いをむさぼろうよ

信号が揺れて

左右間違えた靴でころび

頭上の星に笑ってもらうまで



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ぴっちゃんお気に入りのスプーンの上で

わかりやすく溶けて行き

このあと自らケージにもどって

ぐうーと寝た

        ふふ早寝早起きなんだ

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ぼくなんかまっだまだあそべるもん!

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ぜんぜんまだ...ま...だ...

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やっぱりむり...


ぼくもうねるね

明日いっぱいうたうから

かいぬし  おやすみ

        ぷぎゅわ