学生の頃使っていた駅に
数年ぶりに降り立ってみたら
確かに風はいかにも冷たい
暗い階段登って地上に出れば
ここいらもずいぶん変わりましたね
知らない店の林立の中で
あらぬ方向からなだれ込んでくる懐かしさに
足元をすくわれそうだし
なんだか笑いたい
なぜあんなリュックサックを
気に入っていたんだろう
なぜあんなに幾晩も
寝ないで恋ができたんだろう
なぜミニスカートで自転車を
こぐことができたんだろう
なぜあんなに無邪気に強く
大人になることを受け入れられたのだろう
待っていてもどうせやってくる者たちに
早く早くと手をのばすことができたんだろう
逆走したいほどの過去もないが
未来からやってきた自分の亡霊の疾走感が
小気味良い
引っ張られるように今を生きるのも
悪くないじゃないか
友達のおうちのオカメちゃん
とーってもかわいかった!
ぶんちょを見慣れている目には大きくて
翼も立派
ひとつひとつの羽も大きい
ぼくの換羽で抜けた羽
オカメちゃんの羽こんなに大きい
(ぼくのは1番右)
ぼくの羽の上にあるのは
オカメちゃんのあのオレンジほっぺ部分
レア羽をもらってしまった
うれしうれし
オカメちゃん
ぷぷぷ