おやすみカバーの中から
ピリカがつぶやいてる
ぷきゅるきゅる
るるるるる
昼間あんなにブランコで揺れて
元気よく飛び降りたあと
ブランコにお尻アタックされて
止まり木から落ちて
とてもぼくらを心配させたちびすけめ
やることなすこと無邪気で
好奇心でいっぱいで
怖がりながらも何にでも近づいて
とりあえずは首を細ーくのばして
噛みついてみる
噛まれたお皿のふちなんかが
いてて..というのが聞こえるのか
突然驚いて飛び退り
かいぬしの手に急いで潜り込んでくるのが
あんまり可愛いじゃないか
君が宇宙にチューニングをするように
ぼくらもきみの声を聴き取ろうと
チューニングをしてるんだよ
きみはぼくらにどんなことを
語りかけてくるんだろう
きみはどんな詩をもっているんだろう
ぼくらの旅はどんなものになるのだろう
それはきっと君の名前のとおり
美しいものであるに違いないね
タッパー風呂の練習しました
濡れたピリカはぼくより匂いきつめです