ご無事で

新年あけましておめでとうございます

新しい年が始まりました

 

みなさまあけましておめでとうございます

ぼくは今年も

かいぬしにたくさん甘えたり

おやつをたくさん食べて

ふこふこ過ごそうと思います

           ぷぷぷ

     ピリカです

おっ  新年か!

今年のぼくは....

ますますかっこよくなってしまうな!

             ぷぷぷ

 

 

上記までを楽しく書いて

新年を寿ぐ気分でいたところに

地震のニュースがはいった

 

「大津波」の文字や

避難をうながす切迫したアナウンス

警戒アラートの不穏なチャイムを

きいていたら

なぜか涙がにじんできた

泣きたい気持ちになったのは

きっと日本全国、私だけではないと思う

 

311の記憶はこんなに年月が経っても

くっきりとかなしみや絶望感を

残しているものなんだな、と改めて思った

 

あのときはニュースをつけるたびに

被害者の数がとんでもない数で

どんどん増えていって

日常が脆くあっけなく破壊されて

真っ暗な濁流がそれらをのみこみ

押し流してゆくさまを

なすすべもなく見ていることしかできなかった

そのうち原発の建屋が吹き飛んだりして

この国は終わるのかしらって

自分の体の中ががらんどうになって

その中にむなしく

やたら明るいACのぽぽぽぽーんが響いて

どうしようもない気持ちに

日本全国がうちのめされたものだった

 

そういったものがいっぺんに思い出されて

ニュース画面をみていると怖くなります

今はどこの局も津波からの避難を必死で

呼びかけています

あの記憶を生々しくもっている国民だからこそ

迅速な行動によって

最悪な事態を回避できるよう

心から願っています

 

その地域の方々ともに暮らす動物たちも

無事であってほしいです

みなさんがご無事でありますように