オレンジの樹の下で
雨宿りしたんだ
遠い昔のことだよ
でもあの時
濡れてしまうべきだったかもしれない
画用紙にひいた線
濡れて波になってしまって
もうまっすぐなものなんて
どこにもひけないんだ
曲線だけで描かれた風景から
こぼしてもこぼしても波が
ゆらゆらゆれて
こころもだんだん
荷崩れをおこしていくんだよ
それは孤独な魂が
向こう岸のおなじだけ
あるいはもっと
孤独な魂に届くための
波紋なのだ
ぴっちゃんのいねむり
....なんかどすーんとした寝姿
いとおしい
ぼくはごきげん
ここで今日はリサイタルをしたよ
ぷぷぶ
「文鳥はどうしてこんなにかわいいの?」
とか
「空はどうしてこんなに青いの?」
ということばは
疑問詞にみせかけた感嘆符