帰り道は氷点下靴の底が雪面を噛む音ぎゅむぎゅむとあのくろくもの向こうには巨大なぶんちょが隠れていて爪の先だけ見えてるのが三日月地面を修復するように降る雪目をゆっくりとじてまたあける同じ道同じ雪景色5秒前にいた場所は去年の冬なのではないかしら…
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