色鮮やかな蝶たちが眼前で一瞬にして凍結した羽の結露のひとつひとつは小さなダイヤモンドになってどの角度からの光りもあますことなくはねかえしていた冷気はゆらり風に踊る絹糸のようにたちのぼる触れただけでぱらぱらと薄氷の羽は砕け落ちてしまうだろう…
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