2020-06-05 おばあちゃんのカレー 海の向こうに山があってその山の向こうにまた海があって小さな島のそこかしこ鮮やかなハマナスは浜風に揺れていて太陽が線香花火の最後のようにぼたりと海に落ちていくとおばあちゃんの晩ご飯がまっている採れた魚介がなんでもかんでもはいってるおばあちゃんのシーフードカレーは世界一美味しかったんだって食べたいな食べたいないつだって孫の中でいちばんにかいぬしを愛してくれたおばあちゃん思い出のハマナスをかいぬし描いてくれた花言葉は『悲しくそして美しく』命日によせて