にょきにょき
あついね
かいぬしのおててあちあち
でもここがすき
ぷぷぷ
ピリカです
うおお 西陽があつい
ぼくはおにいちゃんより
暑いのが苦手なので
おくちがあいてしまう
ぷぷぷ
先日のコンサート🎵
ベートーベンづくしな上に
辻井伸行さんのピアノ
伝説のピアニストを見ようと
会場も普段の定期演奏会にはないような
熱気につつまれていました
指揮者に手を引かれて
ステージ中央に現れた辻井さん
YouTubeで見るように
ゆらゆらと体を揺らして弾き始める
ピアノ協奏曲5番「皇帝」
小説の中で「音のつぶがきらきらしてる」なんて
表現があるけれど
まさに音がきらめいていた
ばんばん力でおしてくるような音色でなくて
力強さの中にもピュアさがあるような演奏
ため息のでるような美しい第二楽章
ここの天界からこぼれおちてくるような
音色がとてもすき
深く深く己でも気づかぬほどの
深層で傷ついた部分が
優しく赦されていくような
優しく癒されてゆくような
そんな気持ちになる
そこから第3、第4に
かけあがっていく部分でいつも
朝のぴっちゃんを思い出す
小さく小声で
「....うたいますよぅ...いいかな..」
「うたってしまいますよ..」
「よし!ぼく ぼく 歌う!!」
最初はかいぬしを起こしていいかどうか
遠慮がちにちいさく
そこから少し焦れたように
かいぬしが起きた気配に喜びを爆発させて
声高らかに歌う
そんな部分にそっくりなフレーズが
あるのです
ここでいつも私の心も駆け上がってしまう
大ホールに響く万雷の拍手
辻井さんはいろんな方向に
深々と腰をおってお辞儀をされていた
今月27日には
反田恭平さん率いる
ジャパン・ナショナルオーケストラ
こちらもなんと演目は「皇帝」
とてもたのしみです
この世にいない人のことを
思い出すと
天国のその人の頭上に花びらが
降り注ぐときいたことがある
毎日どこかで演奏されて愛されてる
ベートーベンは
今日もお花まみれだ