納得して時間をかけて
なんらかの説明ができるときもあるかもしれない
でも多くの場合
理不尽にうばわれたものにたいしては
一生問い続けなくてはならない
「どうしてなの」って。
あまり生々しい報道は最近なされないが
ずいぶん前に爆撃で大切な人をなくした
若い女性が写っていた
その女性のわかい夫は
「どうしてなの!どうしてなの!」
と泣きくずれる彼女をかろうじて支えてた
病院のスタッフも人を救えないことへの
無力感と戦っていた
あの若い夫婦はそのあとはどうなったろう
厳しい現実をこの先も生きくのだろうか
でも一生
この先、理不尽にうばわれたものにたいして
どうしてなの
どうしてなの
問い続けながらだ
戦争の仕組みはよくわからない
立ち場がちがえばみえてくるものもまた
ちがうのだろうし
でも
何かを解決させるのに
誰かの大切な誰かをころさなきゃならないって
ばかでもわかるよ
間違ってるよ
昨日ぴっちゃんの漫画を描きました
たとえ漫画であっても
ぴっちゃんの涙を描くのはつらかったです
でも
描かなきゃいけないひとこまでした
わたしがあれを
くるしいきもちで描いたことを案じて
優しく声かけてくださった方々
ほんとうにありがとうございました