水平線までは4キロ
いけなくもない
たどりついた突端から
確かめなきゃならない
空との境目に
色濃く凝縮されている
青い線に手をかけて
めくりあげなくちゃならない
そこで終わっているものが何なのか
見てみなくちゃならない
ただ 帰りこそは
本気出さなきゃならない
敗北の心地よさは
時に何よりも優しく
誘惑のようにからみついて
手足を弱らせてしまうんだ
あんな地獄をみたあとで
波に全部をゆだねてしまいたくなるんだ
それとも
きみの肩越しから水平線
いとくずのようにつまみあげて
ポケットにしまって帰ろうか
じゃなきゃ
泳ぐだけ泳いで
帰り道を失ってしまう自由に
抗えそうにないんだよ ぼくは
あの国後から知床まで
40キロ泳いで亡命してきたおじさん
その後どうなったかとても気になってる
...ビーチ的な遠浅などではなく
知床のあの海を40キロ...
水平線めくりあげツアーを5往復だよね
無理だなぁ
かいぬしお月様までは何キロ?
うーん うーん
ぼくのびびびびびびで
今夜飛んで行ってみようかな
お月様カミカミして帰ってくるよ!
ぽぴ
ピリカ方向音痴だから
ぼくもいっしょに....
うちゅうのことは..ぼくのほうがくわし..
ぐう
平和な三連休でした
こんな感じで描けました
行商人が運んでいるのはたぶん紅茶です