日曜の俊カフェ

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いつもの俊カフェ

ちゃんとぶんちょ席があるのがうれしい


「いつものおにぎりセットありますよ」って

言ってもらったけど

今日はおしゃれに

甘酒おしるこセットです

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カップには詩

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ここのカフェには

どしんと重たいチーズケーキとか

騒々しいパフェとか

ふうふう忙しいカレーなどはありません

ゆるされているのは

小さなため息と

ページに揺らぐわずかな空気

ドアにとりつけられた鈴が

ひかえめに笑う音だけです


夏の日

一度見たことがあります

窓の隙間から間違ってはいってきた虫が

とても恥ずかしそうにしていたところを

言葉の粒子が浮遊しすぎて

彼はいつものように

飛べなくなってしまったそうです

それで優しいジャムの匂いに酔って

なんかもう帰らなくていい気がするよなんて

羽をたたんで

あきらめてしまったところを



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おかえりっ  かいぬしっ

カフェたのしかった?


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早くあそぼあそぼ


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ぼく待ちくたびれて

ねむくなっちゃったよ

              ぷ