ぼく句読点をくちばしでつまみあげて
そこらじゅうてきとうに
ぶん投げているの
シードかなって思ってつついたら
句読点だったものだから
すこし頭きちゃったんだ
いらないよ
こんなもの
だから詩なんかぼく
好きだよね
何やらすっきりよりすぐった言葉たち
「。」で終わらないことで
まだ何かいいたげなおくゆかしさが
ひろがってゆく波紋
「、」で区切らないことで
滞らない流れとリズム
そこに空想をもりこむ余地ある余白
虫眼鏡で太陽を集めるように
ぶんちょのこころを通して
世界をみてみれば
心は一部分焦げて
ねじれながら昇り雲を目指したよ