クッキー

ピリカちゃんがリポートしてくれます

 

かいぬしこれはこれは

なんですかおやつですかクッキーですか

クッキーの缶もかわいいぞう

文鳥の梱包用テープですね

 

かなへびさん

ありがとうございます

ぼくはぶんちょですから食べられませんけれども

すてきなポストカード

ぼくかいぬしと一緒に

一枚一枚見ました

ありがとう

           ぶわ

 

 

缶の蓋をあけて

「わあー」って声が出た

ちょっとレトロ感のある

すてきなクッキーセット

この絞り出して焼いたクッキーなんて

とても懐かしくて優しい感じ

 

子供の頃こんな感じの缶入りクッキー

おばあちゃんに1日数個だけと制限されて

大事に大事に食べたのを思い出します

空っぽになった缶に

海でひろった大小様々な貝殻をつめて

あそびました

クッキーの甘さと貝殻の磯っぽい潮

混ざり合った匂いまで

思い出します

 

もうおとなですから

誰に制限されるでもなく

好きなだけむしゃむしゃと食べられますが

やはりこれは大事に大事に

いただきたいと思います( ´ ▽ ` )

 

ぼくは

ホヨヨからクッキーの香り

たのしんでいたよ

 

いろんなおちりの見方があるけれど

かいぬしは

このホヨヨからあんばいよく

でているおちりがとても好きなんだって

存分にみるがいいよ

             ぷぷぷ

 

 

うれしイラスト

なぼちんさんが

ぼくらの絵を描いてくれたよ

 

ぼくのむちんむちんのお胸や

どしんとしたおおらかな感じ

とってもうれしいなぁ

 

いたずら大好きなピリカ

ちょっとずるい顔して笑ってるの

かわいい

 

ぼくモデル体験できてうれしうれし

絵を描くって

とてもとても対象をよく見つめる作業だから

描いてみて初めて気づくことって

いっぱいあるよね

 

おっ

これはかっこいいぼくの肖像画ですね

やっぱり偉大なる英雄は

肖像画に描かれるんだ!

            ぷぷぷ

 

 

 

なぼちんさんありがとうございます

自分のおうちのこを

描いてもらうってとてもうれしいものです

 

大切な思い出のページが

また増えました( ´ ▽ ` )

20度

かいぬしのおててでまったり

 

ぼくのふわふわ部分に

指をさしいれようとしてるね

            ぷぷぷ

 

   ピリカです

ちいさなおともだちの忘れ物の

小泉くん

 

きみ、このままピリカ隊に入隊するかい

 

    ぷぷぷ

 

今日は最高20度もあった

春を通り越して

初夏みたい

 

クロッカスもぱかりとおくちをあけて

蜂たちを呼んでいたよ

握り文鳥のおやつ

ここに足をのせて

それっ

ぼくはスプーンにはいる練習

この狭さがいいんだよね

            ぷぷぷ

 

    ピリカです

ぼくまだまだ遊びたいんでけれども

見回りなどいろいろ

やることもあるのですけれども

ぼく早めにねますー

かいぬしカバーかけてください

             ぷ

 

 

ピリカちゃん

換羽でだるだるで早くおやすみしました

 

 

さみしいから

握り文鳥のおやつを握る

 

でもだめだ

体温で悪くなってしまう

 

そうだ

3個あるから今日こそ

いただいてみましょう

いただきます( ´ ▽ ` )

ピリカ隊長の居眠り

ピリカの元気がありません

いつもぼくにちょっかいかけて

逃げたり

ボクの歌に輪唱してくるのに

とても静か

隊員達のところでうつらうつらしてる

 

    ピリカです

ぼく換羽ですから

だめですかいぬし

眠い顔撮らないでください

 

ぼくはいつだってかっこよくいないと

いけないんですから

            ぷ!

 

ここから1ヶ月くらいは

ふたりともがんばる期間です

 

ピリカは大好きなくつしたを見せても

カミカミに来てくれなくて

かいぬしはさみしい

そのぶんぴっちゃんがそっと

よりそっていてくれました

 

小さな小さな重み

実際ぶんちょは27グラム程度で

「重」どころか「軽」なのだけれど

それでもそれはやはり「重み」なのだ

数字として表される重みではなく

いのちの重み

私たちはみんな知ってる

その儚いほどの20数グラムの

優しい重みを

 

 

 

換羽スピードアップ

今日はぴちピリの写真をとることができなかったので

昨日の写真

 

スプーンを取られそうな予感で

警戒しているぴっちゃん

 

だいじょうぶぴっちゃん

ピリカはね、

スプーンにはまったく興味ないですから

 

うん ない

ぼく嚙みごたえのあるものしか

興味ないのです

            ぷぷぷ

 

 

 

ピリカの羽の抜ける勢いがすごいです

はらはらと桜の花びらのように

ぬけおちてゆく

今朝はケージの下が羽だらけでびっくり

さすがの元気いっぱいのピリカも

だるいらしく

今日はホヨヨでねてばかりでした

 

ぴっちゃんも抜けた風切り羽を

プレゼントしてくれました

今日はぴっちゃんの方が元気

 

ふたりとも今年もがんばって

のりきろうね

祝福されし生命体

夕陽の金色が

ぼくのほっぺを刺し貫いた

 

くちばしの先ですがちょいと

夕陽をつまんでやろうかな

             ぷぷぷ

虫の標本のように

ぼくらの心はこの日のこの場所に

ピンで刺しとめられるだろうか

いいやぼくらの心は

あの太陽を追い抜いて

もう明日をのぞきこむことができるね

その先の明日も

そのまた先の明日も

ぼくらが一緒にいられますように

 

夕陽はいつも赤く美しく

ぼくらいっしょに眺めることができますように

              ぷぷぷ

 

 

    ピリカです

かいぬし

シードの袋のふたが甘かったですけれども

それはぼくとしては

よろこばしいことなんですよね

 

(ピリカちゃん

 こんなかわいい顔もできる( ´ ▽ ` ))

ちょっとずつ袋の隙間から

盗み出すの

スリルに満ちたなぞのミッションみたいで

たのしたのし

             ぷぷぷ

 

 

 

日が沈んだ後の

細ったおつきさまと

いちばん星

 

 

反田恭平さんの「愛の夢」をかけながら

夕陽当番していた

 

ぴっちゃんは私の聴く音楽が好きだと思う

じっと耳を傾けて

夕陽の向こう側を静かにみてる

 

たぶん夕陽をみているのではなくて

夕陽のさらに向こう

人間には見えてないさらに向こうを

ぴっちゃんは見てるのかもしれない

ぴっちゃん何がみえるのかな

 

かなへびさんが

「ぶんちょは祝福されし生命体」と

おっしゃっていた

本当にそう思います

 

ああでも

もしも私たち人間が

すべての人間が

互いを祝福されたいのちだと

認め合うことができたのなら

その地平には戦争のない世界が広がって

いるのだろうか

沈んでゆく太陽のその先に

そんな世界を夢見てみたい

そんな愛の夢を見ていたい