あまりにたくさんいすぎるもので
今日すれちがったその
かみさまの名前をぼくは瞬時に忘れた
あはは
だいたいにおいて
外側にいるかみさまは話しづらい
それでいて
拗ねたりして面倒だから
たまにはごまをすらなきゃならない
でもぼくはしってる
この世で1番初めに孤独だったのは
かみさまだったんだ
宇宙の完璧な美しい混沌に
酔っていればよかったものを
ふと、さみしくなったかみさまは
自分の慰めのためにか
あるいは愛でるためにか
人間なんか作ってみて
ひとつも思い通りにゆかず
想定を大きくはみだして足掻く様なんか
一杯たのしくやるために
頬杖ついて見てるんだよ
あはは
後頭部おにぎりになってきたねぇ
ピリカほんとにぼくのこと大好きみたい
いつもぼくを追っかけてくるよ